「名前の日」ってなんだ? 誕生日よりも大切なチェコのお祝い

毎日雨と寒さにやられ、真冬はもう乗り切れないんじゃないかと思う今日この頃、みなさんいかがお過ごしですか?

今日は、とても珍しい、チェコの「名前の日」についてご紹介します。


みなさん、自分の名前の由来ってご存知ですか?

お父さんだったり、お母さんだったり、おじいちゃんおばあちゃんetc…

子供が幸せになれるように、一生懸命素敵な意味を持つ字や画数を考えてつけられた名前だと思います。

ところが、チェコでは一風変わった名前のつけ方があるんです。

それは、「カレンダーから名前をつける」ということ。

チェコのカレンダーには、365日すべてに違う名前が書いてあります。

日によっては、2人の名前が書かれていることも。

チェコ人のほとんどの人は、子供が生まれたら、このカレンダーから名前を選ぶそう。

例えば、私の誕生日、2/19は「Josef」。クリスマス・イブの12/24は「Adam、Eva」といったもの。

カレンダーにある名前は、聖人の名前になっています。

みんな、自分や友達、両親などの名前の日は、「名前の日、おめでとう!」

と、誕生日よりも盛大にお祝いします。

学校や会社で、チョコレートや花束などをプレゼントしたり、おうちではケーキを焼いたり、ごちそうを用意したり。

誕生日以外にも自分が主役になれるお祝いがあるって嬉しいですよね。

カレンダーに書いていない名前をつける人もいますが、名前の日のお祝いがないので、ちょっとさみしい気持ちになるかも?

みなさんも、自分の誕生日にどんな名前がついているのか、チェック>してみてくださいね~♪


■ヨーロッパの美味しいもの■

SEKAI-NO-OIWAI

『Deliver happiness』編集部として世界中のお祝い、記念日、イベント、ときにはサプライズなどをまとめて皆さまにお伝えします。このサイトを見たあなたは、特別な人、身近な人をお食事に誘ってお祝いしたくなることでしょう♪~違うのは言語だけ。笑顔、喜び、幸せは世界共通~