どうも~!
最近、ぐっと寒くなって乾燥する季節になってきましたね…。
早起きをして朝活をしたいんですが、寒くてお布団から出られない、ちさとです(笑)
今回は、前回の『誕生から成人するまでのイベントって?~日本編~』の韓国ver.を
ご紹介したいと思います。
◆子どもの誕生
男の子が誕生したら赤い唐辛子を、女の子が誕生したら墨をワラで結んだ玄関先に飾り、子どもが誕生したことを知らせます。
これは魔除けと同時に免疫力の弱い赤ちゃんを考慮し「赤ちゃんが生まれたので、21日間は訪問を控えてください」という意味も込められています。
そして門が開かれる21日目には訪れた親戚とともにお祝いをします。
◆100日祝い(ペギル)
以前は新生児の死亡率が高かった為、子供が誕生し、100日を越せば一旦安心ができたとされ、その100日目には「ペギル」という赤ちゃんお披露目の行事が行われました。
現在の「ペギル」は大幅に簡略化され、家族同士での食事で済ましたり「ペギル」自体を行わない家庭も多いようです。
お祝い当日は、赤ちゃんは健康で長生きしてほしいという願いが込められた、チマチョゴリなどのお祝い服を着ます。
そして、家族みんなでご飯を食べたり、写真撮影を行うのが習わしです。
この日に撮った写真は、他の写真とは扱いが異なり、本人が大人になるまで大切に保管されることが多いです。
◆1歳の誕生日(トルチャンチ)
「トルチャンチ」は重要な行事とされ、盛大なパーティを行います。
最近ではホテルやレストランを貸し切ったり、ビュッフェやコースを用意したりとかなり豪華に!
事前に招待状を準備し、会場には主人公の赤ちゃんやパパママの写真が飾られてまるで結婚式のような盛り上がりのようです。
そんなトルチャンチのメインイベントは『選び取り』です。
トル(1歳)チャビ(つかみ)でトルチャンチだそうです!
選び取りとは、子どもの前のテーブルにいろんなものを置き、子どもが何を掴むかにより、子どもの未来を占うという行事です。
・マウス:IT企業の社長タイプ
・ゴルフクラブ:プログルファータイプ
・鉛筆:勉強ができる学者タイプ
・マイク:俳優や歌手タイプ
・糸:丈夫で長生きタイプ
・聴診器:お医者様タイプ
・裁判小槌:裁判官タイプ
etc……
本当にいろいろありました!
日本でも行われている一部地域では行われているようです。
これはすごく楽しそうです♪
自分の子どもが何を掴むのかどきどきしますね!
◆20歳の誕生日(ソンニョネナル)
成人したことを祝う儀式「成年礼」は、今から約1100年前の高麗時代から存在していたといわれます。
20世紀半ばまで韓国各地で行われていましたが、近年はめっきり減少してしまいました。
ですが、いくつかの地方自治団体では、「成年の日」を祝うイベントを開催しております。
現在では毎年5月の第3月曜日は、「成年の日(ソンニョネナル)」とされています。
満19歳になる若者(韓国では成人が19歳)に、成人としての自負心として責任を与える日として、1973年に制定された記念日です。
日本の「成人の日」のように祝日にはならず、韓国ならではの方法で親しい友達や恋人、あるいは家族と一緒に成人としての新たなスタートを祝います。
そんな韓国では成年の日に恋人に贈る「三種の神器」がございます。
その贈り物の内容とは……?
①香水
②20本のバラ
※2013年の民法改正で「成年の日」は満20歳から満19歳へ変更されたが、バラの本数はその名残で20本が多い模様
③ファーストキス
上記で紹介した3つにプラスしてペアリングを贈る男性もいます。また、彼女から彼へのプレゼントではライターや、お揃いの下着が人気だとか!実用的ながらもオシャレなアイテムが多いようです。
韓国の「成年の日」は、成人したことを祝う日でありながら愛を確かめ合うロマンティックな1日としても定着しています。
一方、恋人のいないシングルの人は「成年の日」をどう過ごすのかというと、親しい友達同士で旅行に行ったり、この日ばかりは親に感謝の気持ちを伝えてともに過ごしたりと、さまざまです。
プチ情報として韓国では、
満19歳以上は
①居酒屋の出入り、飲酒が自由に
②タバコの購入・喫煙が可能
③国防の義務
満20歳以上は
①参政権
②保護者の同意を得ずに婚姻できる権利
③運転免許の取得
となっております!
いかがでしたでしょうか?
最後までお読み頂きありがとうございます!
0コメント